コ メ ン ト |
たまたまこの辺に来たので、入ってみましたが、久しぶりに衝撃
的なラーメンに出会ったように思いました。とにかく使われてい
る素材の素性の良さから始まり、組み合わせ、バランス、技術
のどれをとっても見事に作られた作品であると思いました。最初
に見た感じはドロッとしたトンコツラーメンのようなスープに博多
ラーメン風の細麺が使われていたので、そこらへんの系統のア
レンジかな?と思ったりしながらまずスープを飲みました。印象
として鶏をかなりぶち込んだトンコツラーメンのように感じられま
したが、店の人に聞くと鶏だけだそうです。ウーンッ!これは鶏
は鶏でもモミジなどといったかなりゼラチン質などを多く含んだ
部位を多く使用しているのでは…と思いました。それもかなり素
性の良いものを使用していると思われました。そして麺がまたス
ープとの相性も抜群でグー!まずスープと麺を堪能出来まし
た。それから驚いたのは具です。まずチャーシューですが、軟ら
かすぎて食感が記憶にない程でした。チャーシューのジューシー
さと素性の良さそうな醤油ダレの香りが口の中に残り、ただもの
ではないっ!と思わせられました。それから、もっと驚いた事は
浅葱と同じような色で見ただけでは気が付かなかったのです
が、アオサが入れられていました。それが私の経験上最高のア
オサ体験でした。まず癖がなく清々しい。そしてこのスープと合
わさってアオサが中華料理のツバメの巣の料理か、フカヒレ料
理のように感じられました。それ自身はほとんど味のないそれら
の素材にスープなどで味を付けた逸品。もしかしたらアオサを入
れるという発想はそんなところから来ているのでは…とも思いま
した。それにしてもこのアオサはただものではない!ゼラチン質
を感じるし、普通のアオサなら香のものにしかなり得ないと思
い、店の人に聞いたら、四万十川のアオサだそうです。ウーンッ
…素晴らしいっ!すごいアオサだけど、ラーメンでこのような味
わいを感じさせてしまうこのスープも凄いっ!メニューを見るとア
オサラーメンってのがあるじゃないですか。次回はこれに決定
だ!一つのドンブリの中にこれだけの世界を入れた作品に感
動!目から鱗でした。
2004.5.21 |