イワちゃんのトルクロール講座   まだ製作中です。これから順次書き加えて行きますのでお楽しみに!


トルクロールは、RC歴が10年,20年だからできるというわけでも、初めて入門した方がいきなり練習できるというわけでもありません。
飛行機の特性を理解し、どのような姿勢においても的確に舵を打てるようにならなくては地上までは下ろせません。
筆者は特に秀でたフライヤーでもなければ、小さい頃からRCに親しんでいたわけでもありません。
初めてプロポに触れて1年ちょっと、ロールやループ、ナイフエッジといった一通りの基本飛行ができるようになってからトルクロールに挑戦しました。
上達のペースには個人差もあると思いますが、普通のサンデーフライヤーでも短期間でマスターするのは可能です。
私のトルクロール挑戦の経験が皆さんの練習の参考になればと思い、まだ記憶の新しいうちにこのコーナーを作りました。
まだまだRC入門者の私が書くのは非常に恐縮ですが、ほんとの初心者を対象として分かりやすく書かせていただきます。





1. 必要な機体とエンジンの選定
トルクロールの練習にはそれに見合う機体と、扱い易く十分なパワーを持つエンジンの選択が最も重要です。
ずばり、”ファンフライ機”+”4サイクルエンジン”を用意しましょう!
トルクロールの上達のコツは自分が楽しみながら練習することなのです。最初に、「自分でも練習次第ではやれるのでは?」
という思い込みこそが大事だと思います。
逆にいうと最初にスポーツ機やスケール機で練習を始めると、全く出来る気がしなくて挫折するかもしれません。
最初は1秒でも空中に止まる、それが2秒、3秒と練習のたびに延びていく・・・それを楽しみ、そして快感にかえましょう!
ではなぜファンフライ機が最適かと言いますと、一般的に軽量、大舵角、失速からの回復が早いなど皆さんもご承知のとおりですね。
実際にリカバリーできる機体の許容傾き角が全然違います。その分、”粘る”という意味で必然的に1フライト中での練習時間が延びます。
これは我々サンデーフライヤーにとっては重要な要素です。
しかしながら、何といっても一番の利点は、より自分の近くで練習ができるという点に尽きると思います。
下図をご覧下さい。



トルクロールの練習をするには、速度ゼロ、即ち完全な失速状態で機体が真下を向いた状態からリカバリーし、余裕を持って上空へ抜け出せる安全高度で練習することが必要です。従って失速からの回復が遅い機体(A)の場合安全高度はCメートル、失速からの回復が早い機体(B)の場合は安全高度がDメートルとなり、図でもお分かりのようにBの機体の方が操縦者からより近い位置で練習が可能です。これは練習する上では計り知れない効果があります。
・メリット1:機体の姿勢がはっきり分かる
フライヤーから離れれば離れるほど機体は小さく見え、小さな動きが分かり辛くなります。極端な話、機体が大きく傾いたのを見て初めて当て舵を打ち始めるということになり、当て舵の連続で機体は暴れて安定しません。その点舵の動きが見えるくらい近くでやれるとちょっとした姿勢変動に即座に対応でき、慣れてくると次の動きを見越した舵が前もって打てるようになります。
・メリット2:エンコンの使い方がうまくなる
トルクロールの秘訣は実はエンコンの使い方が重要です(後の項で説明します)。自分の近くでやること、それはより低い高度でやるわけですから、機体の上下動が分かり易くなります。これは機体の見える大きさもそうですが、自分の視界に地上の目標物が入り、対比しやすくなるからです。下がってきたらエンコンを吹かして、上がったら抜く、同 じ高度に維持する為のエンコン操作が同時に習得できます。

では、具体的にはどの機種を選ぶべきか? 
ファンフライといえど、いろんなサイズの機体がキットや半完成で発売されています。製作すること自体が好きな方を除いて、コストパフォーマンスと個人的な好みで最適な組み合わせを申しますと、以下の2機種を推薦します。(2001.12現在)
・OK模型のセダクションFF + OS52FS :生地完成ですが、若干プランクなどの作業も必要です(自分好みのデザインが可能)
・ホクセイモデルのF・Air(2001.12発売)  + OS52FS :フィルム貼り完成機で、セダクションFFより特性がまろやかとのことです
何れも高性能な機体が2万円以下で手に入ります。どちらの機体も1.7〜1.8kgくらいで上がりますので、エンジンはOS52FSで十分でしょう。
OS52FSは非常にマイルドで、扱いやすいエンジンですよね。プロペラは筆者は11.5x6を使用しています。
パワー的には2サイクルエンジンでも十分ですが、トルクの立ち上がりにタイムラグが生じます。即ち傾き始めた時に瞬間的にエンコン操作で立ち直らせる必要があるのですが、このタイミングに影響すると思います。微妙かつ大胆なエンコン操作に対応するには4サイクルエンジンがベストです。



2. シミュレーターでの練習とイメージトレーニング
実際に飛ばす時間の少ないサンデーフライヤーにとってシミュレーターは練習には効果的な道具です。現在いろいろなメーカーより発売されており、ビジュアルにこだわるもよし、自分好みの機体作成にこだわるもよし、これは個人の好みで結構かと思います。ただしトルクロールに対応できないソフトもありますので、トルクロールの練習のためにシミュレータをお買いになる場合はご注意ください。現在私の知っているソフトでは、CSM 3in1 とリアルフライトでは実機ライクに可能です。また、京商のTrue Flightはストールターンになってしまい絶対にできませんが、”F”keyを使用して飛行機を空中で止め、エンコン全開にすると舵の打ち方を練習する程度は可能になります。ここでは筆者が使用したCSM 3in1 V10での練習をご紹介致します。

【CSM 3in1 V10での練習】
これを読まれている方は、インターネットに接続できる環境の方ばかりでしょうから、トルクローラー小野さんのHPより機体データをダウンロードされたが良いと思います。(私のHPのTOPページからリンクしています:RC HOBBY) ダウンロードの方法およびインストール方法も記載されていますので問題なくできると思います。
T.舵の打ち方の練習
機体は「EXTRA~1.ASD-RC1」または「FUN140」を選択しましょう。これは実際の飛行機の特性とは異なりますが、まるで風船を飛ばしているような感覚でフワリフワリと動きますので、舵の打ち方に集中して練習できると思います。滑走路から離陸させ、機体が浮かんだらエレベータをフルアップにすると同時にエンコンをガバッと抜きます。機体の上昇が止まりそうになる前に今度はエンコンをゆっくりと入れていき、機体が停止するかやや下降する程度で調整しながらゆっくりと下ろしていきましょう。エンコンと実際の機体の動きにややタイムラグがありますので、降下し始めると停めるまでに少々高度をロスしますのでご注意ください。まずは正面でのラダー、エレベータの練習ですが、これは普段からやり慣れているので簡単だと思います。そして側面、完全な裏面へと移りますが、機体の動きはゆっくりですので間違えてもすぐにリカバリーできます。この時に飛行機がどの姿勢のときにどっちに舵を打つということを自分なりに理解してください。機体のどこを見て判断するのか・・・、これは個人差があると思います。機体全体を見る、機首を見る、機尾を見る、翼全体を見る・・・、筆者も答えは持っていません。ベテランに聞くと、殆どの方が機体全体を見ていると答えると思います。しかしこれは何も考えずに指が動くようになってからできることであり、最初から全体を見ろと言うのは無理な話です。私は、いくらシミュレーターがあるとはいえ、最初から間違っても何でもどんどん舵を打って打って打ちまくって体で覚えるという方法には反対です。何も考えずに練習して身につくはずはありません。考えて考えて1テンポ遅れてもいいので常に正しい方向に打つ練習をして下さい。この時に、正面を向いている時と裏面になったときの機体の傾きをどこで判別するかを各自で決めておくべきだと思います。ちなみに私の場合は正面の時には機首、裏面の時には機尾としました。後程詳しく説明しますので参考にして下さい。頭がかなり疲れると思いますが、数時間もやっていればこの機体ではいつまでも立てて飛ばせるようになっていると思います。先程も申しましたが、これは実機の飛行特性とはまるっきり違います。あくまでも舵の打ち方をマスターする為と割り切って練習しましょう!

U.実機に近い機体での練習
トルクローラ小野さんのページでのコメントにもありますが、FUN60を飛ばせるようになれば実際のファンフライも飛ばせるようになっています。驚くほど特性が似ています。ただしFUN40は飛ばせなくても大丈夫です。FUN60に集中しましょう!この機体はクルクル回りすぎます。実機では完璧な失速状態の姿勢を続けられない限りクルクルは廻りません。特にファンフライは特性上廻りづらいものです。従って、このFUN60に慣れて打つとかなり激しく上下左右に左のスティックを打つことになり、雑な舵の打ち方になってしまいます。裏面を睨めっこしてもコントロールできるように、エルロンのトリムを右いっぱいにして練習すると回転が遅くなります効果があります。ただし、水平飛行はできません(笑)。実機より舵角の設定が少ないので、このまま実機を飛ばすとかなり舵が多く暴れてしまうと思いますので、練習でもキックアップの舵角を最大にしてやりましょう。何度もいいますがシミュレータである程度できれば実機でもできるテクニックは身につけています。あとは実機でもいかに焦らずに考えながら舵を打てるかです。トルクロール1回転も目前です!

【イメージトレーニング】
何度も書きますが、、何も考えなくて舵を打つことは何の練習にもなりませんし、実機の練習では全く楽しくありません。常に集中して考えて考えて練習しましょう。では機体の傾きをどこを見て判断して舵を打つか?私の場合の例を示しましょう。背面飛行ができる方はエレベータのダウンを打つことには慣れていると思いますし、エレベータ操作は落ち着いて機体を見れればあまり間違いはないと思います。難しいのはラダーですね。正面と裏面で頭の中の思考回路を変更しなければいけません。しかし、頭の中でラダーが反対になることをあまり難しく考える必要はありません。私の克服法を伝授しましょう!
下図をご覧下さい。

                  

                 

筆者のラダーの打ち方攻略法です。
まず上の2枚が正面でのラダーの打ち方です。これは分かりやすいと思いますが、機首部を見て戻したい方向(矢印)にラダーを打てば良いのです。そして、下の2枚が裏面の時のラダーの打ち方です。裏面の時は機尾側を見ます。そうすると、正面と全く同じで、戻したい方向(矢印)にラダーを打てば良いわけです。機体が今、正面か裏面かを判断し、機体の見る位置を変えるだけでラダーの打つ方向は自分の戻したい方向に「あっちいけ〜!」って感じで打てば良いわけで、何も難しく考えることはありませんね。
またエレベータは、ラダーよりもワンテンポ遅れても十分リカバリーで来ますので、しっかりアップ側に倒れているかダウン側かを見極めて打てば大丈夫です。もう裏面を恐れる必要はありません。機尾を見て戻したい方向に打ちべし!これを実践してみてください。

また、このイメージトレーニング練習はいつでもどこでも頭の中でやるようにしてください。上記の4パターンを徹底的に頭の中に叩きこみましょう。私はお風呂の湯船に浸かり、心身ともにリラックスしている時にイメージするのが1番効果があったと思います。お風呂ののっぺらな壁に上記のパターンを一つづつイメージで貼り付けるのです。これは自分の練習している機体(デザイン)を思い浮かべたほうが良いかもしれませんね。そして、即座に機首あるいは機尾を、「あっちいけ〜!」と左手の親指で動かしましょう。思い浮かべたイメージに対して、即座に正しい方向に指が動くようにして下さい。これが完璧になると、もう体で覚えたのも同然です!!



======= また時間があれば書き加えます、申し訳ありません m(_ _)m  感想お待ちしています(^o^)/ =============
(今後の予定)
3. 機体のセッティングおよび実際の練習方法

4. 地上スレスレでのトルクロール

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