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「今回は真面目に話そうな。」 |
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「原因不明の病気についてですね。これには、(図解・ヒーリング参照)カイカイ君やすどうみちこさんの治療を依頼されてから考えさせられた命題ですよね。」 |
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「カイカイ君は本当に気の毒だったよね。もう治ったけど。でも病名は何だか解らないまま終わったし。」 |
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「そういう事が多いよね。すどうさんの場合は医者から『子宮筋腫』って診断されてたから、こちらとしてはヒントが多かった訳だけど。」 |
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「まだ治ってないの。」 |
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「早い話、ストレスが原因なんだよね。働き過ぎ。でも、当人が貧乏性で働き過ぎてしまうから、原因を取り除く事が出来ない。治療を始めた当初はよかったって、青頸さんからも聞いてるよ。」 |
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「兄たんの作ったカルテを見るとさ、頭の中に真っ黒い物が巣食ってるケースが多いよね。その黒いベタベタを取り除くと段々善くなって行く場合が殆ど。」 |
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「そうじゃのう。問題は、それが精神的肉体しか治せないという事じゃ。物理的肉体が同時に治せると好いのじゃが。」 |
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「それは陛下の得意技ではありませんか。俺には出来ないですよ。せいぜい『家庭の医学』を引くぐらいですよ。」 |
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「兄様は完璧じゃないって事を言いたいの?」 |
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「その通り!俺は完璧じゃないし、超能力者じゃないから、無茶なものを治して欲しいとリクエストされても困るんだ。」 |
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「花粉症とかでしょ。」 |
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「そうそう、花粉症は今度別の日に会議しましょう。」 |
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「早い話、体質の問題じゃろ。」 |
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「難しいよね、体質の関係している病気は。」 |
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「あと、物理的に体の形が変わる程の病変は治せないね。これは限界を明言しておいた方がいい。」 |
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「そっち方面はわしは得意じゃが、余りに大幅に形が変わっている場合はどうにもならん。」 |
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「これからの課題ですかね。」 |
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「いや、出来ない。断言する。だって、俺の腰痛とかこないだレントゲン撮って貰ったけど、腰の骨がどーしようもなかったから、『だめだこりゃ』って正直思いましたよ。軽く自分で治してみたけど、いじってる間だけちょっとマシになるだけ。手を離すと元に戻っちゃう。」 |
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「そこをふんばるのがヒーラーの仕事じゃ。」 |
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「いいえっ!ふんばれない時もあるんですっ!こう断言しておかないと困るんです!メール貰うのは俺なんだから。」 |