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「波動と言う言葉は便利でな。つい使ってしまう。」 |
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「一口に波動と言っても、本人が出してる波動・治療に使う波動・空気や土地などの波動・第三の目が出す波動、色々あるんですよね。」 |
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「ここでは主に治療に使うのを波動と言ってるけど。」 |
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「気功の『気』を説明しろっていうのと同じだね。」 |
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「誰にでもその人の持つ波動がある。だから、存在するだけで波動が伴う。兄様がよく『後ろの気配』っていうのも波動でしょ。」 |
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「そういう事になるかな。」 |
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「わしの波動は強いらしいが本当か?」 |
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「本当です。十メートル以上離れた場所からでも感知できます。最初に陛下にあった時、『こんなに存在感の強い人は初めてだ』と思いました。」 |
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「じゃあ、その人本来の波動は『存在感』とも言い換えできるね。」 |
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「僕も存在感強いって、兄たんよく言うよね。」 |
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「僕はどうなんだろ?吹き黙ってたから存在感薄いかな。」 |
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「リュウはちょっと薄いかな。ニコラの濃さが異様なだけだよ。で、陛下は波動を半径1メートル位放ってる。相当濃い存在ですね。」 |
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「すまんのう。長年死霊をやっておるとそうなってしまうのでな。」 |
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「年数もあるけど、レベルの高さでしょう。生きていた間に何をしたかが問題です。陛下は政治をやっておられた訳で、それも当時は画期的な政治だったので、そりゃあ、波動も濃くなりますよ。」 |
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「僕は詩作。でも、詩作は少ししか出来なかったの。後は外人部隊に行ったり、農業やったり。」 |
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「僕は小説。」 |
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「僕はアクション俳優。」 |
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「それぞれに波動があるね。個人の波動は遠くからの方が感知しやすいですな。」 |
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「第三の目等が遠くからの方が解り易いと言うのと似ておるのう。」 |
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「そうなんですよね。第三・四の目、第二の鼻なんかも波動を発していて、遠くからの方が感知しやすいです。俺の場合はそれらも手触りで感知するんだけど、なるべく小さい写真からだと解り易いです。」 |
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「何故写真なのじゃ?」 |
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「ダミーと同じだからです。ダミーとは、気功の言葉で、クランケの立体コピーの事。ストーリーにも出現します。俺のダミーは色々カスタマイズしてあって、『セクサロイド』と呼びます。」 |
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「ダミーってなんですか?」 |
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「遠隔治療に使う道具だよ、シャオロン。クランケの波動を掴んで、立体コピーを作るんだ。君たちは巡回でクランケに直接会うから、関係ないけど、遠隔治療をする気功師やヒーラーは必ず使うね。」 |
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「兄たんはクランケのダミーに、自分がなれるんだよね。」 |
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「うん。『クランケへの同化』って言ってるやつ。そうするとクランケの気持ちになって考えたり、リアクションしたり出来る。遠隔トラウマ治療を徹底的にやった結果身についた能力なんだ。Mにこの能力コピーしたけど、ちゃんと有効に使ってるのかな?」 |
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「彼女をゲットする為にしか使わないよ。」 |
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「Mのバカモーン!それだけでゲットできるかー!」 |