|
イエロー隊員シャオロンは、他の隊員に比べてトラウマも少なく、いつも元気で明るい子だ。生前きついダイエットを課していたイエロー隊員は、また、食欲も旺盛である(物理的な肉体がないので太らないから)。
ブラック隊員は2002年夏から、肋間神経痛にかかってしまった。特に右脇が痛い。元来鬱病であるブラック隊員は、他の病気も重なると、どうしようもなく辛くなって、何をする気力も失せてしまう。
そんなブラック隊員をなんとかしたいと、イエロー隊員は常々思っていた。
2003年2月のある日、やはりブラック隊員は肋間神経痛が辛くて「痛い、痛い」と横になって呻いていた。
「兄様、僕見ていられないよ。治す方法はないの?」
「うん、家庭の医学で見たけど、肋間神経痛には原因も治療法もないんだよ。強いて言うなら、神経が痛いわけでしょ、神経って、束になって脳みそに繋がってるじゃない。ああ、ヒントはそれくらいだよ。」
「わかった。僕、治してみる。」
イエロー隊員は、ブラック隊員の頭の中の患部を切り取り、神経の束に温泉の波動を流し込み、洗った。
すると、右脇の痛みがすうーっと流れて消えていくのだ。しばらくすると、肋間神経痛はきれいになくなっていた。
ブラック隊員はイエロー隊員に何度も礼を言った。
「今日はバレンタインデーだったんだね、最高のバレンタインプレゼントだよ。ありがとう、シャオロン。マイハニー、シャオロン。」
後日談。残念ながら、一週間も経たない内に、ブラック隊員の肋間神経痛は復活してしまった。イエロー隊員もあの時の集中力を出す事は出来ないらしい。ブラック隊員は、普通に病院に通って地道に治すつもりである。
2003年3/30
◆用語解説◆
温泉
気功の初歩技。患部を埋める・洗い流す他、色んな効能をカスタマイズ出来る。例えば、肩こり解消とか頭痛解消とか。音によって強さが変わる。「プクプク」が一番強力である。 |