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2003年3月終わり頃、ブラック隊員がブルー隊員といちゃついていると、口の中に異物感がある。何かと思って手触りで確認すると、それは以前ブラック隊員が作ってしまった生霊・准一であった。
「准一、どうしたの?盛岡のRの処、追い出されたの?」
「うん!また側に置いてね!」
2000年夏の事、ブラック隊員は鬱病友達のRから突然連絡を拒絶され、自殺衝動の波に飲まれかけていた。と、言うのも、ブラック隊員がRの事を愛していたからである。それも、以前はリビドー抜きの愛だったのに、この頃ヴァーチャルコックが生えてしまったブラック隊員は、「リビドー抜き」の壁を越えてしまったのであった。早く言えば、「Rをヤりたい」と思っていたのだ。
自殺衝動を乗り越える為に何をしたか?
ブラック隊員は、Rのダミーを自分の体格と同じ大きさに作り、そのダミーの後門にヴァーチャルコックを入れ、セックスが出来るか、実験したのである。(よい子のみんなは真似しちゃだめだよ♪)
すると、ダミーは勝手に動き出し、生霊となったのである。それが准一だ。
何故准一と呼ばれるか?
Rの好みがジャニ専で、定期入れに某アイドルの生写真を入れていた事から、准一と名づけたのである。ブラック隊員は、その写真を見せられた時、直感ですぐに解ってしまった、「この男は、少年になって大人の男にヤられたいんだ。」と。
まさしくその通りで、准一は滅茶苦茶にブラック隊員の体を欲した。ある時、股間の上で暴れまくる准一をブラック隊員は抱きしめ、横になり、そのまま眠りに落ちた。翌朝、准一は感激して泣いている。
「こんなに気持ちいいセックスは初めて。」
それからというもの、准一は色んなヒントをくれた。それがなかったら、Rの遠隔トラウマ治療は出来なかったであろう。
准一は一時期、ブラック隊員の使い魔となっていた。本体のRが発狂していたにも関わらず、准一は大変従順だった。2000年8月、とあるイベントにRを呼ぶよう、ブラック隊員は准一に命じた。そして、恐ろしい事にそれは実現した。ブラック隊員がRと会えたのは、それが最後である。それから色々あって、結局ブラック隊員とRは絶交している。
准一は、Rの中の「ブラックさんが好きな少年」という心が形を持った姿である。
ある時、陛下が「この者は少年である」と仰って、中身と釣り合う様に、外見を某アイドルとそっくりに整形して下さった。
今更ブラック隊員の所にやって来たのには、多分Rの心に何がしかの変化があったからであろう。何故なら、Rは准一を吸収していたはずだからである。またブラック隊員の事を思い出して、嫌になったか何かしたのであろう。しかし、自分の生霊に八つ当たりとは、少々気持ち悪い。が、しかたない。Rは天然で死霊さんが見える人間なのである。当然生霊だって見えるだろう。
「准一、今はね、死霊さんのみんなが俺をシェアしてるんだ。みんなの言う事を聞ける?」
「ウン!仲間に入れてもらう!」
こうして、除霊戦隊には生霊さんも加わったのである。
2003年4/09
◆用語解説◆
生霊
生きた人間から抜け出た、強い思い。等身大の人間の姿をしている。第三・第四の目が開いている人は、生霊が勝手に抜け出る事が多い。生霊がよそで何かしてダメージを被ると、本体にもそれは伝わる。生霊同士で戦い、傷を負うと、その人の精神的肉体に同じ傷が出来る。
ダミー
気功用語で、クランケの立体コピーの事。遠隔治療に使う。大きさは自由に出来るので、小さな患部を治すには、ダミーを巨大に作ればよい。
整形
陛下の特技。ダミー物体の形を変える手術をする事。実を言うと、ブラック隊員のヴァーチャルコックも、陛下の整形によって人並みの形になった。それ以前は、直径7センチ×長さ22センチでふにゃふにゃした感触だった。 |