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2003年10月21日。
ブラック隊員は、いつものようにブラッと、近所の喫茶店へ向かった。頭の中は、最近再開したバンドの事で一杯だ。
先日、カラオケボックスでバンド練習した時(もっとバンドらしい場所で練習しろよ)、ブラック隊員は「リリー・マルレーン」を歌ったのだが、他のメンバーもその音程が結構はまったりして、楽譜もブラック隊員が持っていたりして、今後バンドで是非「リリー・マルレーン」をやりたいと考えていた。
そんな事を考えながら昼食をとっていたら、本家本元・マレーネ・ディートリッヒの死霊がブラック隊員の背後に現れたのである。
ぶったまげましたともさ。
「私の力を全部あなたにあげる。何が欲しいの?」
「全てです。あなたのような強靭な精神と肉体、美しい声と肢体です。」
「私があなたの後ろに立つ。それで何でも力を貸せる。今いる人は二番目に下がってもらうから。」
なんと!ブラック隊員の背後霊が入れ替わったのである!タマエちゃんから、マレーネ・ディートリッヒへと。ああ、そんな事って許されていいんだろうか??夢か?夢でも嬉しいぞ!
「俺はあなたの事をコミックに描いたんです。」
「知っています。その時からずっとあなたを見ていたから。」
恐れ入り屋の鬼子母神!天知る地知るとは、まさにこの事。…これから、悪い事は出来ないなあ。誰が見張っているか解らないから。
2003.10/21 |