2010.5.9~2011.10.22

八景(はっけい)とは、ある地域における八つの優れた風景を選ぶ、風景評価の様式です。

八景の元祖は10世紀北宋で選ばれた揚子江中流にある瀟湘八景(しょうしょうはっけい)がモデルとなり、影響を受けた台湾朝鮮
日本など東アジア各地で八景が選定されてきました。
日本では室町時代の明応九年に関白近衛政家によって近江八景が選ばれたといわれてています。

八景を構成する個々の項目は、風景の対象地とそこでの事象や事物を組み合わせている

事象・事物の内容は瀟湘八景をそのまま踏襲し、

 江戸名所絵図より

曽根の落雁(北有楽町) 曽根の坂から眼下を流れる東川の雁の群れ歌人
三ヶ島葭子の嫁ぎ先、倉片牧場がありました。
金比羅の秋月(有楽町) 旧市庁舎脇の坂上にあった琴平神社からの眺望
坂上から東川の水面に映る月
西大門の晴嵐(宮本町) 峰の坂から神明社への入る西大門
上の台の富士(寿町南部) 銀座通りの南側の地域名・鍋屋横町・上の台から見た富士山 
富士街道とも呼ばれたようです。
峰の暮靄(ぼあい)(宮本町) 峰の坂がもやで霞んでいる風情
府中道の卯の花(日吉町) 江戸名所絵図にも描かれている名所 ファルマン交差点からの眺めか
明治時代まで庚申堂が交差点北側にありました。
薬王寺の晩鐘(有楽町) 浦町:有楽町の寺院薬王寺の晩鐘 現在も毎日夕刻に町中に鐘の音が流れています。
山上の夕照(北有楽町) 琴平横町を登った北有楽町界隈は旧町の北側の高台にあたり旧地名は山の上と呼ばれています。坂上にあった金毘羅様からの眺望



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