猫泥棒と木曜日のキッチン



猫泥棒と木曜日のキッチン

著者 橋本 紡

出版社 メディアワークス

  突然母親が家出していまい、「種違い」の弟コウと二人暮 
 らしになってしまった川原みずきは、それでもほとんど困り 
 ませんでした。けがでサッカーを奪われた健一も交えた三人 
 が、みずきにとっての新しい家族になりました。      
  この三人と猫たちの物語がこの作品です。        
  著者のほかの作品(半分の月がのぼる空)が結構気に入って 
 いるのでこちらもハードカバーでありながら買ってみました。
  買ってきて早速読んでみて思ったのですが、ちょっと話の 
 まとまりが悪いような気がしました。何故か長編小説の中で 
 一番登場人物が幸せなところで終わってしまった、という感 
 じがするのです。ただ、私が長編のものを多く読んでいるか 
 らかも知れません。でも決して悪い作品ではないと思います。
 橋本 紡さんの作風が出ていて、文章もとても読みやすいで 
 す。                          
  なんとなくですが、「最後に見た世界は美しかっただろう 
 か」という部分が心に残っています。何ででしょう?    
  この作品は橋本 紡さんの作品で初めてハードカバーで出 
 版された作品なのですが、これはライトノベルなのでしょう 
 か?ライトノベルと普通の小説の違いがはっきりと分かって 
 ない私にはなんともいえないです。            
  橋本 紡さんのファンの方にはお勧めできる作品だと思い 
 ます。ハードカバーでちょっと値が張るので、橋本 紡さん 
 の作品を読んだことがないという、あまりお金に余裕のない 
 方は、同じ曜日シリーズの「毛布おばけと金曜日の階段」の 
 方を先に読んでみてはどうでしょう?           



雑記帳目次へ戻る

トップへ戻る
File not found.