半分の月がのぼる空



半分の月がのぼる空

著者 橋本 紡

出版社 メディアワークス/電撃文庫

   三重県伊勢市のとある病院での、少年と少女のお話です。  
  少年こと戒崎裕一は高校2年の2学期の最後の方から急性肝  
  炎で入院することに。その病院には元ヤンの結構美人な看護  
  婦やとんでもないエロジジイがいる、物語にありがちな場所  
  なわけです。                                            
   ある日、いろいろあって裕一は少女こと秋庭里香と知り合  
  います。里香は裕一と同い年で、しかもかなり可愛いのです  
  が、性格はかなりのワガママでまさに傍若無人。裕一はその  
  ワガママに付き合うことに。それには最初のいろいろが関係  
  したりするのですが、里香のワガママにも必然的な理由があ  
  るのです。                                              
   そんな中でも裕一は里香に心惹かれていきます。そして裕  
  一は里香のために、そして自分のために奮闘してくのです。  
   それが「半分の月がのぼる空」という物語の概要です。    
   カテゴリ的にいえばこの作品はライトノベルですが、そう  
  思えない一面があります。読んでみると確かにライトノベル  
  なのですが、一般の小説のような気がするのです。一般小説  
  とライトノベルの違いがはっきりとは分かっていない私の気  
  のせいなのかもしれませんが。                            
   裕一との年齢が近いせいか、裕一の心理描写に違和感が無  
  く納得がいくという部分がたくさんあり、さらに1ヶ月の微  
  妙に長期入院&全身麻酔で手術の経験の経験がある私は、病  
  院という舞台に馴染みがあるからか、この作品はかなり気に  
  入ってます。そんな訳で、この作品は、特に男子中学生、高  
  校生におすすめです。あとライトノベルに感動を求めてみよ  
  うかなという人にも良いかもしれません。                  


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