イリヤの空、UFOの夏



イリヤの空、UFOの夏

著者 秋山 瑞人

出版社 メディアワークス/電撃文庫

   夏休みを新聞部の山篭りに費やしてしまった浅羽直之は、  
  夏休み最終日の夜、自分の通う中学校のプールに忍び込むこ  
  とに。いざプールに入ろうとプールサイドへ来ると、そこに  
  は不思議な雰囲気の女の子がすでにいました。そして浅羽は  
  その場の流れでその女の子、伊里野加奈に泳ぎを教えること  
  になりました。伊里野の上達の早さも手伝ってビート板なし  
  で泳いでみることになったのですが、伊里野は怖がってしま  
  います。浅羽は手をもってささえようと伊里野の手首にふれ  
  て、初めて手首の金属球に気がつきます。                  
  「電気の味が、するよ」                                  
  伊里野はそういって浅羽を安心させようとするのでした。    
   次の日、夏休みが終わった学校で授業を受けていると、授  
  業中に担任の先生がいきなり現れます。その先生とともに入  
  って来たのは、転校生として浅羽のクラスにやってきた、あ  
  の女の子、伊里野加奈でした。                            
   ふたりとUFOの夏の物語、それが「イリヤの空、UFO  
  の夏」という作品です。                                  
   この作品は結構評価が高く、OVA化なんかもされていま  
  す。この作品を手にとったきっかけもその評価の高さからで  
  した。                                                  
   読んでみて、確かに話の流れとかは悪くないとは思うので  
  すが、どうもいまひとつでした。微妙に下ネタが入っている  
  ことなどのちょっとした受け狙いが外れたのか、それともこ  
  の作品は何度も熟読してこそ良い作品なのか、まぁ私にはあ  
  まり会わなかったようです。ラストの方の終わり方なんかで  
  もイマイチな終わり方だったので、「この終わり方でいった  
  いどうなの?」とネットで調べてみたところ、結構賛否両論  
  といった感じのようです。そのためこの作品のSSが他の作  
  品よりも多く発生しているようです。私も2つの作品を読ん  
  で見ましたが、両方とも完結したあとの話でした。やっぱり  
  ラストは問題だろ、とか思いました。                      
   この問題のラストが気になってぜひとも読みたい、と思う  
  人は、軽い鬱になるのを覚悟で読んだほうがいいです。心の  
  準備が必要な作品だと私は思います。                      


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