紅

著者 片山憲太郎

出版 集英社/集英社スーパーダッシュ文庫

  揉め事処理屋を営む高校生の紅真九朗のところに先輩であ 
 る柔沢紅香から世界屈指の大財閥の令嬢である九鳳院紫を守 
 るという依頼が舞い込んできます。詳しいことは一切教えら 
 れず、でも断るわけにもいかずで仕事を引き受けた真九朗は 
 九鳳院の秘密を知ることとなります。           
  この作品は同イラストレーター、同作者の作品「電波的な 
 彼女」シリーズと同じ世界観が舞台となっています。登場人 
 物のかろうじてひとりだけ被っています。ですが方面という 
 か、話の種類は違うと思います。電波的な彼女の方はリアル 
 に近いという印象ですが、この作品はもうファンタジーとい 
 うような要素が入ってきます。電波的な彼女のような作品だ 
 と想像して紅を読んだのですが、意外にもファンタジー要素 
 が出現したので意表をつかれました。それでがっかりするこ 
 とはありませんでしたが。                
  とはいえ文章の重きを置くところというか、作風が違うと 
 いうわけではなく、電波的な彼女の外伝という考えをしつつ 
 読むことが出来ました。電波的〜の世界観より作風が好きだ 
 ったためでしょう。                   
  ということで、電波的〜のほうを読んでいて、本作が気に 
 なっているならぜひどうぞ。               



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