人は基本的に暗闇を避けたがる生き物です。


長時間真っ暗な空間に居続けると人間は発狂してしまうと言われていますし…暗闇を呼ぶ夜には可能な限り明かりを灯し、闇を作らないようにしています。


私も怖がりなものですから(笑)闇を恐れます。


幼い頃には繁華街を深夜に歩いていると、恐怖心が沸き起こり自然と歩みが速くなったものです。


また、眠れない夜に闇と向かい合っていると…その暗さに押しつぶされるような感覚があったものです。


昼間に光の下にある時には何の変哲も無い場所でも


闇と言う衣装

を纏う事によって異形の物へと変化します。


もっともそれは


「幽霊の正体見たり、枯れおばな」


なのかも知れませんが(笑)


唯一人で真っ暗な空間を見つめていると…まるで自分の内面と向き合っているような錯覚を覚えます。


やはり音と光が殆ど無い空間に居ると、どうしても自分と向かい合う事になります。


音と光に満ち溢れた現代ではこういった空間は殆どありませんので、もしかしたら貴重かも知れませんね(笑)


何か心に後ろめたい物がある時などには

闇の中に「何か」を見る事もあります。


もしかしたら


闇は心を移す鏡


なのかも知れません。