Step ONE オリジナル・ミュージカル vol.16「夏への扉」 2003.1.10〜11上演


*STAFF*
原作  …Robert A Heinlein『夏への扉』(刊)
脚本  …増田尚子
演出  …清水慶子
音楽  …増田尚子・杉本早苗
大小道具…雨宮幸江・荒田喜代子・二宮利江・間宮かおる・
     阿部由佳子・鬼形良治
衣裳  …山本陽子・鈴木真由美
振付  …清水慶子・雨宮幸江・山本陽子・木村詩織・
     渡辺香織・荒田喜代子
音響  …増田尚子
進行  …貫奈京子
総務・渉外…木村詩織・植松友佳子・渡辺香織・有馬絵美・
      二見有光子
チラシ・パンフ…増田尚子・山本陽子・植松友佳子・
        木村詩織・有馬絵美・雨宮幸江・清水慶子

後援…厚木市教育委員会・厚木演劇鑑賞会
主催…Step ONE

*CAST*

ダニー ・・・・・・・・・・・・・・・・・渡辺 香織

リッキー ・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木 真由美
マイルズ ・・・・・・・・・・・・・・・・清水 慶子
ベル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・杉本 早苗
ピート/男性キャスター  ・・・・・・・・・雨宮 幸江

ジョン・サットン/ミッキー ・・・・・・・・荒田 喜代子
ジェニー・サットン/ホリー・ソントン ・・・有馬 絵美
Dr.クラーク/ Dr.クラークjr  ・・・・・・・植松 友佳子
Dr.ブリューソフ/ブライアン・フェルトン・・山本 陽子

マリア/サリー ・・・・・・・・・・・・・・木村 詩織

サニー/看護士 ・・・・・・・・・・・・・・二宮 利江
女性キャスター/看護士 ・・・・・・・・・・間宮 かおる

WHO'S WHO?


●ものがたり●

2002年のクリスマス・イブ。発明家のダニーは人生に絶望していた。
親友と恋人に裏切られ、生きがいである仕事も奪われ、酒場に入り浸っていた彼は、「自殺するよりいくらか清潔にこの世界とさよならできる」と、ある日、コールドスリープ(冷凍睡眠)を思い立つ。しかし、事前の検査で久々にアルコールを抜いたダニーは、「逃げるのはヤメだ!」と思い直し、相棒の猫のピートと共に、親友の家へと乗り込んだ。高らかに宣戦布告をしたダニーだったが、運命の女神はやはり彼に微笑まなかった。あやしい薬を飲まされ、抵抗もままならぬまま、無一文でコールドスリープ装置に放り込まれてしまう……そして、彼が目覚めたのは2032年12月25日。
30年後の世界で彼を待っていたのは、刺激的で目まぐるしい毎日だった。そんなある日、彼は衝撃的な事実を知らされる。記憶にはない彼自身の過去。それは・・・

人物・時代相関図


「夏への扉」メイキング・・・


go! go!! go!!! (合宿にて)


8月某日。ひたすら…ひたすら…大道具作りの1日。みんな逞しい〜!!

9/15。小ホールでのリハーサル風景。
↑これは…1幕1場のバーのシーン。


↓こっちは…デ・ジャ・ヴュのシーン。妙にくつろいでる?


↓本番前日(仕込みの日)にも、ペンキ塗り…。晴れて良かった〜。

いざ小ホールへ!! そして仕込み&仕込み。



↓かなり・・・本番の舞台に近くなってきました〜緊張してきました!

↓みんなで手分けして、「指定席カバー」をかけたり、パンフレットに挟み込み。
お客さまをお迎えする準備も、もちろん自分達の手で心をこめて。

そして・・・本番がきました!!


夏への扉の・・・写真館

「決してあきらめない。」

フィナーレ


●上演によせて●

(前略)
さて、西暦2003年4月7日---これって、何の日たかご存じですか?あの「鉄腕アトム」が生まれる日なんです。タイムリーにもそんな年に、Step ONEは初のSF作品にチャレンジする事となりました。
実は私は以前、「SF」は「スペース・ファンタジー」の略だと勝手に思い込んでいました。本当は「サイエンス・フィクション(空想科学小説)」の略だと知り、「なんだかロマンチックじゃないなぁ」と負け惜しみのように思ったのですが、今は「空想科学小説」という言葉の響きに、かえってレトロなロマンを感じています。
「科学」という言葉を辞書で引くと、何やら難しそうな説明が書いてありますが、われらがドクター・プリューソフ(2幕のキー・パーソンです)は、「科学」をこんな風に言っています。
「科学者は人間であり、科学も人間のものだ」
元々、人間の生活を豊かにする為の学問が「科学」であるならば、私達の舞台もまた、そんな科学のひとつであったら素敵ですよね。
「夢」や「勇気」という研究テーマをどこまでも追い続け、ひとつのテーマから、たくさんの元気や感動を生み出して行けたら…果てない夢を追いかける科学者集団Step ONEに、どうぞ今後もご注目下さい。
目指せ、ノーベル賞!(笑)

清水慶子(代表/演出)

ダニーはメゲない。いや、正確に言うと、メゲるけど、そのままじゃ終わらない。どんなに悲惨な状況でも、なにかを見つけだし、つかみ取り、あなどれない強かさと、驚くほどの素朴さで、自分の想いを形にしていく---ロバート・A・ハインラインの名作SF「夏への扉」を始めて読んだとき、私はダニーという人物の魅力にまずヤラれ、ジェットコースターみたいなストーリーにハマり、「この"ワクワク"を、誰かと共有したい!」と思いました。たとえば、空にすごく綺麗なにじがかかっていて、それを一人で見つけてしまったときのように。みんなに「ほら、虹だよ、虹!!」と言いたくて、それで脚本にしようと思ったのです。
当然のことながら、それは恐ろしく無謀なことでした。ストーリーテリングの天才といわれる巨匠の小説を、私なんかが簡単に料理できるはずもなく、「やっぱりできない!絶対ムリ!!」と何度、口走ったことか。…でも、諦められませんでした。私がこの小説からもらった元気を、誰かにも感じてほしかったのです。そして、誰かを元気にできるハインラインさんがうらやましくて、なぜか、悔しくて…そんな想いを、どうしても形にしてみたかったのです。
その結果が、たとえ"最高の素材を使ったヘタクソ料理"になったって、きっとまた私は懲りずに脚本を書くでしょう。実は私も、"夏への扉"を探すのをやめる気には、まだまだなれないのです。だから、これからも、懲りずに(笑)末永くおつきあい下さい。

増田尚子(脚本)

                               2003年1月
                      --『夏への扉』プログラムより-


神奈川新聞 記事より


♪『夏への扉』♪

すりむいた ヒザをかかえて 
涙のあとを ふいた日も
一人の部屋に 鍵をかけて 
すべて忘れた 顔しても
聞こえていたよ あの声が

100の扉開けて 探そう もう一度
どこかにある 僕を待っている
1000の冬の向こう あの夏がきっとある
今はまだ遠い 夢だとしても

いつだって 今を生きて
目の前の扉を 開けること
ときめきが ため息になる
そんな予感に おびえても
歩き続けていたいから

100の扉たたき 探そう いつまでも
どこかにある 僕は知っている
1000の冬の向こう あの夏がきっとある
約束はいらない ただ歩き出そう

ときどき疲れて 信じられなくて
立ち止まってみる それでいい
遠回りも迷子も 振り返れば僕の道
何かが見えるさ 明日に続く

100の扉開けて 探そう もう一度
どこかにある 僕を待っている
1000の冬の向こう あの夏がきっとある
今はまだ遠い 夢だとしても

と、いう訳で・・・ありがとうございました!!
次の本公演をお楽しみに!!