ヨット マンが狙う星
星座,特に星の配置は海での天測・天文航法など航海術では欠くことのできないもの。 天気のいい夜に,星座を知っていれば,方角が手にとるように分るはず。GPS など高度な航海設備に頼っている現代だからこそ,海の基本というものを見つめ直すいい機会だと思います。それに第一,空を見上げて「きれいだなぁ〜」というだけで,星のエピソードを一つも知らない,というのもカッコが悪い。

日本の天測歴では,天文航法に用いる天体として,太陽,月と金星,火星,木星,土星の4つの惑星および 顕著な 45個を常用恒星として掲載しています。ですから,星で天測をするのには,それらの星の名前はもちろん, どんな星でどこにあるのかを知らなくてはいけません。

ところがこれがクセもので,天測歴の常用恒星は一般に「星の数」ほどある本や図鑑を見ても一体どれの ことを言っているのか分らないものがあります。その表記が一般名であったり,学名であったり,略記,とゴチャ混ぜである ことも一因かと思います。

天文にくわしい人なら当たり前なのかもしれませんが,海向けに簡単に整理してみました。

とにかく,はじめて海で星でも憶えようとするには,この 45個の恒星が実用的でもあります。北半球だけなら 日本語の五十音よりもぐっと少ないですから,何とかなりそうですね。