SeaCal 【航海(航法)計算】 ヨットでは,600NM(海里・浬)以下の航海が通常でしょうから,中分緯度航法でよいでしょう。しかし,長途の航海となれば,漸長緯度航法はもちろん,比較的に高緯度であれば大圏航法が必要です。たとえ,行くことはないにしても,もし,行くとしたら,このような計算が必要かも知れませんね。―夢航海,数学による航海もまた楽し。                     
中分緯度航法(1)
「緯度経度のある地点」を「ある針路・距離」で航走すると,たどり着く「緯度経度」は?
 
緯度(南緯の場合は先頭に - をつける)   (例: 12.3456789),
経度(西経の場合は先頭に - をつける)   (例:123.4567890)
の地点より真針路(360°式):距離 NM 航走すると,
上では,
(10進法表示形式では)緯度 ,経度
(60進法表示形式では)緯度 ,経度
の地点に到達する。                                     

中分緯度航法(2)
「ある緯度経度の地点」から「ある緯度経度」の地点へ行くための「真針路と距離」は?
 
出発緯度(南緯の場合は先頭に - をつける) (例: 12.3456789),
出発経度(西経の場合は先頭に - をつける) (例:123.4567890)
の地点から,
到達緯度(南緯の場合は先頭に - をつける) (例: 12.3456789),
到達経度(西経の場合は先頭に - をつける) (例:123.4567890)
に至るために を行うと,
真針路(象限式)は 距離となる。      
ただし,到達経度が 180°をまたがる場合,                  ↑
到達経度 を一度 した,この度数→ を到達経度に再入力。
                                                 

大圏航法
地球の大円(すなわち大圏)に沿った航路で,始点と終点とを最短距離で航海するには?
 
出発緯度(南緯の場合は先頭に - をつける) , (例: 12.3456789)
出発経度(西経の場合は先頭に - をつける) (例: 123.4567890)
から
到達緯度(南緯の場合は先頭に - をつける) , (例: 12.3456789)
到達経度(西経の場合は先頭に - をつける) (例: 123.4567890)
に至るための を行えば,
出発時の針路(象限式)は,[出発緯度と同符号を前置] [東航なら E,西航なら W を後置] ,
到達時の針路(象限式)は,[出発緯度と同符号を前置] [東航なら E,西航なら W を後置]
出発地と到着地が赤道をまたがる場合 → 両地の緯度のうち高緯度の符号を前置して読む。
 
そして,大圏距離 となる。                      

漸長緯度航法
「緯度経度のある地点」から「ある真針路・距離」で航走すると,たどり着く「緯度経度」は?
↓この地点から,
緯度:
経度:
真針路(360°式): ゚ ,
航程: NM 航走した到達地点を すると,